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市民公開講座 映画「Sicko」上映会
事務局 2008/03/08
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日本に米国の医療制度が持ち込まれようとしている昨今、米国の実態を知り、今後どういう医療制度にしていくべきか、一般市民の方々にも一緒に考えて頂ければとの趣旨から、2008年3月8日(土)、朝霞市民会館大ホールで無料上映会を行いました。
当日はたくさんの方にお集まりいただき、好評のうちに終了いたしました。
医療制度改革が進んできています。この改革のひずみが色々な所で起こってきています。現在、日本が進んでいる改革の道は、米国型医療制度です。米国の医療制度の実態を示す問題映画が公開されています。ぜひ、米国の実態を知り、我が国ではどう対処すべきかを、一緒に考えましょう。
「シッコ(SICKO)」とは、病気あるいは、精神異常者の意味です。米国の医療制度は現在、狂気とも思われるほど病んでいます。映画では米国で起こっている実例を暴露。怖ろしい状況です。
米国には、全国民を対象にした公的な医療保険がありません。民間企業が運営する医療保険が中心です。民間企業ははほとんどが営利追求の株式会社であり、医療が必要になった場合にはなるべく支払いを渋ります。支払いを少なくした方が利益が増えるからです。これは日本で発生していた各種生命保険会社等の未払い事件と同様の構造です。医療保険では一刻を争う場合があるのに、保険会社が同意した場合でないと医療を受けられないのです。
この映画ではカナダ、フランス、イギリス、キューバの医療制度の紹介もしています。これらの国は公的医療保障が整備され治療費は原則無料です。日本の従来の医療保険制度も優れていたのですが、相次ぐ改革により骨抜きにされてカナダ、イギリス、フランス、キューバより劣る状況になりました。 この映画の中で一番心が痛むシーンは、入院中の患者さんに支払い能力がないと患者さんにタクシーチケットを一枚与え病衣のまま、タクシーに載せて、貧民街の授産所の玄関先に棄てていってしまう場面です。
日本でも小泉行財政改革の結果、経済特区における株式会社病院の開設、保険外併用療養費制度の導入、日米の保険会社による民間医療保険の売り込み等々が行われるようになりました。まさに日本に米国型の医療制度を取り入れようとしているのです。
ぜひ、多くの方にこの映画をみていただき、今後の日本の医療制度のあり方について考えて頂ければ幸いです。
| 最終更新日:2008/03/08 |











